さてと六月。

さて6月である。

コロナ禍も見た目収束に向かいつつあるのだらう。

 下界に降りて買い物やらなんやらを買い出しに出るのだが、マスク姿もほとんどと言っていいほど 見受けられなくなった。

安堵の気持ちと未だ未だ不安な気持ちで複雑な心境だ。  

そんな中一本だけカメラにフイルム詰めて少し撮影に出かけた。 

 自身、幾つかの撮影機を所持しているが、最近古い機種が一台手元に届いた。

 画角を見れば大体の機種は判明しそうだが、自身の所有機では一番古い。 

 シリアルナンバーを解析するとざっと九十一年前の製造とわかる。 

  そして、普通のフィルムを使うのも結構だがちょっと変わったフィルムが無いかと冷蔵庫のストックを漁ってみる。 

 「あった、あった」 十八年程前の国産カラーフィルム。

保存状態は良しとしても何せ賞味期限は過ぎており、 パッケージもぐちゃぐちゃである。

学生自分にTVでCMとかやっていたやうにもおもふ。

 いかがだろう。 中々、レトロな感じでいい雰囲気が出ている。  

この次は、庭の花壇に埋めて八年ほどなるフィルムで撮ってみようか。  

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