欲といふ魔物。
ここ数日、田舎に引きこもっての片付けが終わり、一段落ついたところです。
ふと、考えた。
かんがえてみた。
考え方を変えてみた。
「人の欲とはなんぞや?」
その世界にどっぷり浸かっていた人間がいふのも何だが、俗世間とはなんだろうかと。
この資本主義社会におひて、1番の欲とは。
「金か」!
有る意味隔離された、田舎暮らしをするとそこは関係なくなってしまう。
(いや、現実的には有るには有るのだが、そこは常識の範囲で。)
若い頃に、(まだ30代前半に)今の家を建てた。
その時期、金もあり、世界各地を駆け巡り新築の家に帰るのは、
月に2、3度。
ところがだ、よくよく考えてみるとその時期から「世の中金じゃない!」と
言い続けていたのではなかろうか。
時間のある限り、世界中に赴き、命削って、自分だけが仕事をした気になって
そこに自分の信じるものがきっと有るはずだと信じ
「自分の可能性や掴めると信じていたチャンスなるものを探して。」
実際は、そんなものは無かったので有る。全く。
それどころか、相手から見ると正に餌に食いつくハゼのようで有る。
そんな時に間違いなく来る。与太話が。
無い話を、あたかも有るような話がタイミングよく舞い込んでくるので有る。
自分自身に、スキルがない頃は何度もなんども騙される。
まるで、追い剥ぎに会うように、二度と立ち上げれぬまで叩きのめされる。
そもそも、そんなチャンスなど頻繁に来ることなど、パチンコで勝つ確率より
稀で、全て「嘘」だと最初から思って居た方がいい。
「ノリ・気分・状況」など全てマヤカシとしてゴミ箱に捨てればいい。
実際は、信用できる人との繋がりしかなく極々限られた空間でシミュレート
された中でしか生きて居なかったことに事に今頃気がついた次第だ。
「信用できる人間とは、死ぬまでのお付き合い。
信用できぬ人間とは、話すら聞かない。」
自分自身が身を守る為の最善の方法で有る。
その、そこに費やした時間は、戻って来ないのだから。
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