秋の気配。

個展の用意がおもいの他忙しい。

少しサボっていましたが、また頑張って上げていきます。


年齢をかさねていくうちに、見えてくるものがたくさんあり、

大体のことがわかるという話は以前したとおもう。


最近少しきづいた事の一つとして「曖昧さ」の部分。

ファジーと表現すればいいのか。

1/f みたいな「ゆらぎ」なのか。


人間関係でも、聖徳太子の時代から「和を以て貴しとなす」というような感じで

なぁなぁ感が塩梅がいい。


ジャズなんか特にそうだが譜面は勿論あるには有るのだがプレイヤーが自分の言葉を

代弁するかのごとく熱いセッションが繰り広げられる。

正確か正確じゃないかという事柄からはもう全然違ってきているので有る。


写真に当て嵌めてみた。

デジタル写真は最新の技術で日々未来に向かって新製品が発売されどのメーカーも躍起である。

しかし、その成果物としては「見え過ぎてしまう」のである。細部の細部まで。

一方、以前からあるロストテクノロジーとなりつつ有る

フィルム写真は、見えないが故に見る方の知識、経験でそれらを補完するのである。

すなわち「妄想」するのである。


妄想、いいじゃないか。イマジネーションを膨らませ酒を呑む。

日々夢馳せやらぬ写真道。

















にゃもギャラリー

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2コメント

  • 1000 / 1000

  • にゃも

    2018.08.10 06:21

    @gii's film フィルム写真をもっと楽しくピンボケでも流れていても良いんじゃないかと思います^^ それがそれなりの味ですから。 夕方からの雨予報。。。うーーむw
  • 見え過ぎるが故に、最新技術は人の感性を鈍らせている感じですね、仰る通りかと思います、 綺麗で可愛く,,,なんて本来の写真の姿ではないですね!まさしく写真道!!